−−社会人1年目は、どんなスタートだったのですか?
入社して最初にやったことと言えば、ライフプランを描くことでしたね。人生のスケジュールをまず決めてしまうんです。私の場合は、20代前半で結婚。子供を作って、ある程度世話が掛からなくなったら、社会人10年で独立。そして、会社設立から12から15年で上場!と計画しました。こういう風に目標に具体的年数が入ると、今遊んでいる場合じゃないと思うようになるんです。TVを見ることさえも、サボっているようで本当に怖かった(笑)。上京後も、部屋は借りずにカプセルホテルで寝泊まりしていました。ほぼ毎日、会社に入り浸りの状態。一人で会社に残ってよく仕事や勉強をしてましたね。
−−ベンチャー・リンクに入って良かったことは?
様々なビジネスの立ち上げや成長の過程を見ることができたことですね。ちょうど私が入社した時は、ベンチャー・リンクが「ガリバー」や「牛角」に力を入れ始めたところ。何もない状態から、プロモーションを行って実際に数100店舗体制まで増えていく過程を見られたのは今考えても本当に良かったですね。ベンチャービジネスは、勝者総取りという面があるんで、ゆっくり成長させていくのは安全のようにみえて実は危険なことなんです。いかに一気にスピード感を持って立ち上げていくのが大切かということを学びました。
−−実際に独立に踏み切ったキッカケは?
社会人として働きながら、休みの日にフリーマーケットに出店してみたり、焼き芋屋を運営してみたり、実験的なことをやりながら独立の機会を探っていました。そんな時、ヤフーが日本に登場し、設立からわずか1年半ぐらいで上場してしまったんです。それまでの常識では考えられないスピードだったので、ある意味衝撃を受けました。なので、起業するなら絶対インターネットビジネスだと確信したんです。
あとは同期で一番営業成績の良かった山根(現:同社取締役 小方麻貴)の存在も大きかったですね。ある日、仕事帰りの飲みの席で、「将来何か一緒にやろうよ」と話が盛り上がったことがありました。その翌日彼女から「私、辞表出したけど、上田君も出したよね?」と言われたんです。一瞬、戸惑いながらも「今、書いているところ」と言ってしまった(笑)。それで結果として、私も一緒に退職し独立することになったんです。
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